「巾着リュック(ふた付き)」の作り方
超簡単レシピご利用にあたって
’16.11.19追記 → サイズについての説明追加。何歳用ですかとのお問い合わせを何件かいただきましたので、追記いたしました。
巾着リュック(ふた付き)の完成図
ふた付きの巾着リュック作りませんか?
巾着袋に少し手を加えるだけで見た目よりずっと簡単です!キルティングで大きなまちつき巾着袋を作る+ふたを付ける=リュック完成。という感じ。
遠足やピクニックの他、公園でお友達と遊ぶときにも、自分で背負って持って行ってくれるのでママも大助かり(笑)です。
※サイズについて追記。
出来上がりサイズ「高さ37cm×巾35cm、底まち6cm」は、一般的な入園入学グッズのお着替え入れ(大きめ)のサイズになっています。が、巾着のひもを引き絞るので、実際は37×35より小さく感じると思われます。
お子さまの体格によると思いますが、身長100~120くらい向きではないでしょうか。何歳用ではなくまたアバウトな説明ですがご参考まで。
巾着リュック(ふた付き)の材料と用具
材料:「高さ37cm×巾35cm、底まち6cm」の必要量
キルティング チェック巾0.8m×長さ0.5m、キルティング 無地巾0.6m×長さ0.2m、マジックテープ 5cm、Dかん 2個、アクリル平テープ 15cm(2.5cm巾)、ふちどり用バイヤステープ 55cm(11mm巾)、ひも(太タイプ:7~8mm位)3m、アップリケ 適宜、糸(60番)
用具:裁ちばさみ・糸切りばさみ・チャコペン・定規・アイロン定規・まち針・目打ち・ミシン・アイロンなど
1.生地を裁ちます
直接布に線を引いて上図のように裁断します。縫いしろは①=1cm、③=3cmが含まれています。
ふたは角2箇所を丸く切り落とします。ガムテープや食器などを型にしてください。
2.ふたを作ります
下図のようにバイアステープで3辺を縁取ります。
①バイアステープを広げてまち針を打つ。
②ミシンで縫う。
③テープでくるみ裏にまち針を打つ。
④まつり縫い。
⑤アップリケ&マジックテープ付け。残り1辺は布端処理しておく。
※バイヤスでくるむ方法は「通園かばんの作り方」のほうがもう少し詳しく解説していますので、そちらも参考になさってね。
3.切り替えをつなぐ
まず、前面用のチェック生地と下部&底用の無地をつなぎましょう。下図のように重ねて赤い点線部分を縫います。縫いしろ2枚重ねてほつれないようにロックかジグザグをかけておきます。
その縫いしろを上に倒してアイロンをかけ、下図のように5mmのところにステッチをかけます。肩ひもを通すためのDかんは、図のように平テープに通して半分に折り、端をミシンで仮止めしておきます。
つなぎ終わると下図のような状態ですね。ここで前面には図の位置にマジックテープをつけ、周囲にロックかジグザグミシンをかけます。背面用の周囲も同じくふちかがりしておきます。
Dかんテープは図の位置にはさむのでまち針で留めておきます。
今度は、前面&底部分と背面部分とをつなぎます。下図のように重ねて、縫いしろを1cmとり、赤点線部分を縫います。
縫ったら開いて、縫いしろを上に倒してアイロンをかけ、5mmのところにステッチをかけます。
全部つないだら、本体の準備完了です。ここで、アップリケも付けちゃいましょう。
3.本体を袋状に
下図のように半分に折って、開き止まり8cmの位置から両脇1cmのところを縫います。
脇が縫えたら、図のように、底にまち6cmを縫ってください。
脇の縫いしろをひらいてアイロンをかけ、開き部分をコの字に縫います。
4.ひっくり返してふた付け&ひも通し部分作り
ひっくり返して、袋の口は前後どちらも3cmの位置を折ります。
まち針で留めるときに、後ろ(背面)側にふたを留めます。中央に来るように気をつけてね。
ひもを通す部分(袋の口)は前後とも端から2.5cmのところを縫います。後ろ(背面)側に同時にふたも付きましたね。さらにしっかり留めるため、ふた部分のみ端から1~2mmのところをもう1本縫いましょう。
5.ひもを通して完成
ひもは1.5mずつに切り、上の左下図のように通し、両引きに、各Dかんにくぐらせて結びます…と。ハイ、巾着リュックが出来ました~っ!
いかがでしたか?手作りリュックは結構目立つので、我が子と他のお子さんが区別できて探しやすい(経験済み)ので、遊園地とかでの迷子防止にも有効です。ぜひ作ってみてね。