「ピアニカ入れ(基本型)」の作り方
超簡単レシピご利用にあたって
できるだけわかりやすい説明を心がけていますが、よくわからない点は お気軽にお問合せください。
※ここでは縫い方の一部を省略しています。詳しくはレッスンバッグ(基本型)の作り方もご参照ください。
「ピアニカ入れ(基本型)」の完成図
ピアニカ(鍵盤ハーモニカ)入れはレッスンバッグ・手提げの応用編という感じで、レッスンバッグ基本型の横幅を広くし、まちを作り、ふたを付けたものです。
荷物の多い日に便利ですし、ハードケースが付属されている場合も、ケースの保護になります。
簡単なのでぜひ作ってみてね。
「ピアニカ入れ(基本型)」の材料と用具
材料:「高さ23cm×巾53cm」の必要量
※ヤマハピアニカ(32鍵盤)のハードケース(456×173×58mm)ごと入る大きさですが、必ずハードケースの大きさをご確認の上お作りください。
キルティング 巾0.7m×長さ0.5m、糸(60番)、マジックテープ 5cm、持ち手用アクリルテープ 0.7m(2.5cm巾)、ふちどり用のバイアステープ 40cm
用具:裁ちばさみ・糸切りばさみ・チャコペン・定規・アイロン定規・まち針・目打ち・ミシン・アイロンなど
1.生地を裁ちます
直接布に線を引いて、図の通り裁断します。アクリルテープは35cm×2本に切ります。
ふたはガムテープなどを型にして、角2箇所を丸く切り落としてね。
ワンポイントあどばいす1
兼用の大きな手提げにしたい場合は深くすると良いですよ。見本完成品は縦23cmなので、裁断するサイズを縦70cmにすれば、縦33cmの(10cm大きな)袋にできます。
2.ふたを作ります
下図のようにバイヤステープで3辺を縁取ります。
※「通園かばんの作り方」のほうがバイヤス始末を詳しく解説しています。参考になさってね。
①バイヤステープを広げてまち針を打つ。
②ミシンで縫う。
③テープでくるむ。
④裏にまち針を打つ。
⑤まつり縫い。
⑥マジックテープ付け。
ふたの残り1辺は、ほつれ防止のためふちかがりしておきます。
3.本体を袋状に
まず、本体は4辺とも布端をほつれ防止処理(ジグザグかロック)します。
図の位置にマジックテープを縫い付ます。次に、半分に折って、両脇1cmのところを縫います。
底にまち4cm縫ってください(縫い終わり=右下図)。
※まちの縫い方はシューズ入れ(基本型)をご覧ください。
4.ひっくり返してふた付け
ひっくり返して、アイロンで脇の縫い目を開き、袋の口は2cmの位置を折ります。
周囲をまち針で留めるときに、ふたも留めます。片側の中央に来るように気をつけて。
袋の口周囲は端から1.5cmのところを縫います。これでふたも同時に縫い付けました。さらにふたのところだけ、端から1~2mmのところをもう1本縫い、しっかりさせます。
5.持ち手を付けて完成
ふたの左右に1cmずつ間隔を空けて、持ち手をまち針で留めます。反対側の持ち手も同じ位置に留めてください。図のように四角に縫い付ければ完成です。いかがでしたか?