高山~立山・黒部~白川郷の旅
お盆休み前半を利用して、高山~立山・黒部~白川郷を周る3泊4日の旅行に行ってきました。
今まで、行きたいけどなかなか行けなかった黒部ダムや白川郷の合掌造りを見れるという、超欲張り旅になりました!
まずは、飛騨高山へ。家(倉敷)から車を走らせることおよそ500キロ。
やはりかなり遠かったですが、行きはほとんどの行程が高速道路だったこともあり、たいして疲れることなく高山市内まで行くことができました。
地元倉敷の街並みに似た雰囲気の高山の街並みを散策したり、大きな町家を見学したりしました。町家では白人さんの団体といっしょになりました。
次の日は朝から車を走らせ黒部・立山に向かいました。アルペンルートはマイカー乗り入れができないので、車を最寄りの駅近くの駐車場に置いて行くことにしていました。
アルペンルートは、私たち瀬戸内沿岸に生まれ育ったものには考えられないほど…( ゚Д゚)の山岳地帯で、身も心も洗われる気がしました。
黒部ダムから見下ろした↓景色。川に虹がかかっています♪
素人が撮っても素晴らしい景色。。
この日の宿泊先は、アルペンルート内の山荘っぽい宿。
便利の良いホテルはちょっとお高いので、リーズナブルなお宿にしたところ、バスを降りてから40分ほどハイキングせざるを得ませんでした。
8月なのにバスを降りたら16℃。
ひえぇ~~!と早速薄手のコートを羽織りました。同じ日本とは思えない涼しさ。
山々のいたるところに残雪があり目を疑いました。そんなに涼しいんだけど、宿まで歩いているうちに汗がにじんできました。歩けど歩けど宿は見えない…。なんか途中から涼しさが心地よくなってきて、とても気持ちよかったです!
慣れない山歩きにちょっぴり後悔しながら…やっと宿にたどりつきました。
が、画像のような絶景も堪能できたし、山岳地帯に縁のない私たちにはとても良い経験ができたので、ちょっぴり不便な宿もかえってよかったと思いました。
↑どこを見ても絵ハガキのよう…娘が撮影。
初めてだったので「るるぶ」がとても役に立ちました。
(注:上のリンクは2015年版を掲載、実際は2006年版を使用)。
慣れないアルペンルートの山歩きで疲れきった私たち家族。
食堂で夕食をとったあと、大きなお風呂に浸かって汗を流しました。
気分は最高ですが、眠気も最高に襲ってきました。宿の部屋にテレビはなく、ゲームコーナーもなし、外に出かけようにも…あたりはまっくら。もう寝るしかすることがない…。
というか、一刻も早く眠りたかった~!
で、9時には家族揃って熟睡しておりました(幼児か?お年寄りか?って感じ)。
旅行に行くと、夫は必ず朝風呂に入ります。
6時ごろお風呂に行った夫が帰ってきて言うのです。
「もうみんな(お客さんが)起きてるよ…」と。
…ははぁ~?!もぉ?!
そっか、山の朝は早いのですね。
睡眠時間はたっぷりとったはず!なのにふとんでだらだらしたい私(笑)。でも朝食が最後の一組になってはイヤなので、早々に起きだすことにしました。食事を取って荷物をまとめ出発です。
昨日来た道を帰るかと思うとちょっと憂鬱。
ったって宿に残るわけにもいかないので行かなくちゃ!です。
(向こうのほうでこっちに向かって双眼鏡を覗いている↑のが娘。)
無事アルペンルートを後にし、立山駅から一路、車でこの旅最後の目的地、白川郷へ。
高速があるので意外に早く移動することができ、お昼頃には着きました。
のどかな田園風景の中に観光客がいっぱい!
駐車場は満車、満車、また満車…。
どうしよう……。。
で、この日の宿をお願いしている合掌造りの民宿に聞いてみることに。
チェックインの時間にはかなり早かったけど、車を置かせてもらえることになり、早速あたりを散策することにしました。
さすがに世界遺産。
外人さんの観光客もいっぱいでした。いろんな観光地で外人さんの観光客は見かけますが、老若男女…子供から年配の人までいろんな年代の人に遭うことは珍しいなぁ~と思いました。
生まれて初めて合掌造りの民宿に泊まりました。
宿の人が囲炉裏に火を入れていました。。日本人の私たちでも感動しまくりです。
真夏にエアコンが要らないことにもびっくり。。
快適で冷房が要らない!いや、それどころか、早朝は肌寒いくらいでした。
逆に、真冬の寒さはどんなに厳しいんだろう???と思いました。
憧れだった白川郷に行って、合掌造り家屋に触れることができ、黒部ダムの大きさにも圧倒され…、思い出いっぱいの良い旅になりました。