ほっぺるふぃんぶろぐ

高校最後の吹奏楽コンクール

昨日は娘が出演する最後の吹奏楽コンクールを見に行ってきました。

見慣れた高校の制服はセーラーカラーブラウスとチェックのプリーツスカート。
それとは全く違って、皆、颯爽と黒いスラックスに真っ白いシャツで登場しました。

1週間ほど前だったか、突然、ユニフォームを揃えることになったと聞かされ「今日みんなでズボンを試着してサイズを決めた。」との話だったんですよね。

今年4月に吹奏楽部の顧問の先生が替わってから、まだ4ヶ月。
たった4ヶ月ですが、厳しくも楽しい充実した毎日を送っていました。
部の雰囲気も演奏もずいぶん変わったとの話でした。

実際、去年(1年生の時)のコンクールは出ただけ状態だったようでした。
娘自身、コンクールの前日も当日さえも「緊張もなければ悔しさもない」と言った様子でした。

去年は、さすがに音楽には「まるで素人」の私でも、イマイチ感は否めない演奏でした。

中学校のときのほうが演奏会に行くのが楽しみだったよなぁ~なんて、密かに思ってました。
そこまで正直には言えなかったけど。

が、今年は明らかに違っていました。

目標は中国大会に行くこと!
2校まで行けるそうですが、ダントツの1校がいるので、残りの1枠を狙うんだそうな。
…去年銅賞(つまりは参加賞)だった学校なんですけど~~。
目標高すぎない?

さて、今年のコンクール前日のこと。
学校から帰るなり、「明日は、みんな勝負パンツを履いて行く!これからAちゃんと買いに行ってくる~!」と言って娘は飛び出していきました。

買い物から帰った娘に詳しく聞いたところ…。
顧問の先生は、勝負パンツとして、金色のパンツを履くとのこと(笑)。
で、うちの娘は真っ赤なスパッツを買って帰ってきました。

舞台に颯爽とスラックスで登場した皆を見て「みーんな赤いパンツはいてんだよな~(笑)」と、ひとりで想像して、ちょっと楽しんでしまいました~。

が、いざ、演奏が始まると…なんか私まですごく緊張してしまいました。
ソロの音色が響いてるときも、我が子のように「がんばれよ~~、失敗するなよ~~。」と祈りながら聞いていました。

私は娘の高校の演奏が終わったところですぐに帰ったので、コンクールの結果は娘が帰宅してから聞きました。
なんと、金賞!

それも3位!

なんと!!
点数は2位と同じだったそうです☆

が、2校までしか中国大会に行けないので、同点でも順位が付いて3位になったようです。

うーーー、惜しい!!
すごく悔しそうでした。

この悔しさは、去年にはない経験だったようです。

中学、高校と続けてきた吹奏楽部。
コンクールは高2の今回で最後です。
それが、惜敗だったとはいえ、力を出し切り、充実したものにできてほんとによかったね。

それにしても…、、
顧問の先生が替わってからたったの4ヶ月。

指導者によって、子供たちはこうも変わるものなのか!
と驚きました。

子供たちには、誰でも無限の可能性があるのかもしれない。
それを引き出せる教師の力ってほんとにすごい!

先生ってすごいな~。

ほんとに…すごい…。
先生、ありがとうございました。