怪しい?
タイトルが怪しすぎます?
胡散臭い副業でも始めたの?
って思った方?
はい、正解!(*^^)v
いや、嘘です、嘘です。
すみませんね。(;^ω^)
あ、こんにちは、ほっぺるふぃん管理人です。
今日はハンドメイドとは全く関係ない話なんですが、あまりに驚いたので…、忘れないうちに、と、ブログに書くことにしました。
タイトルの「電話2本で30万円得した」のは何を隠そう、あたし、です。(^_-)-☆
うーーん、得したというのはブログタイトル的にキャッチーな表現にしちゃった。
ですが、まぁ、まんざらウソではありません。
得したというか。
正しくは、30万円を支払わずに済んだということですね。
まぁ聞いてください。
1ヶ月ほど前、我が家の、巨大化しすぎた庭木を、業者に頼んで伐採してもらおうということになりました。
巨木になってしまったのは3本のゴールドクレスト。
クリスマスツリーにもなる美しい針葉樹です。
西陽を遮るためにと近くのホームセンターで買って植えたもの。
買って来た時は、まだ私の身長ほどだったと記憶してます。
素人の夫でも簡単に植えることができたから。
それが10年以上経って、あまりに育ち過ぎ、2階建ての屋根のてっぺんよりも大きくなってしまいました。
家の高さと比べて、8~9mはあろうかって大きさでしょ?
ひえぇ~、いつの間にこんなに。
もし倒れたら、屋根やブロック塀までも壊してしまいかねない大きさ。
それで、今回伐採してもらうことになりました。
が、今まで造園業者や庭師さんとのつきあいがありません。
庭木を切ってもらう時の相場も全くわからない。
どこへ頼んで良いかもわからない。
こういう時はネットで検索でしょ?!
「ゴールドクレスト 伐採 〇〇市」などと検索。
出てきた業者の中から信頼できそうなところへ見積依頼してみました。
職人さんの顔写真が載ってて、庭師にしては優しそうだし、作業の様子の動画もあるし。
早速電話がかかってきたので、詳細を説明し、見積りは立ち合い不要、後日メールで見積もりをくれるとの話になりました。
待つこと、数日。
そして1週間。
あれ?
連絡が来ない。
どーゆーこっちゃ?!
できないならできないでいいから、断りの連絡くらいくれよ。
と思ったが、こっちからわざわざ電話するこたーない、よね。
顔写真載せてるのに、連絡しないという神経がわからない。
職人とは言え、客商売という意識はないのか?
こういう人はさっさとあきらめよー、文句言いに行くほど暇じゃない。
気を取り直して、再度検索。
今度は個人の業者じゃなくて「お庭〇〇〇ー」という全国展開のサイトに見積依頼をしてみた。
業界最安値って書いてるし、お客様の声も載ってるし、今度は大丈夫だよね?
このサイトは、大きな1社が全国相手にやっているのではなく、客の現場近くの小さな?個人の?業者に連絡が行って、サイトは紹介料みたいのを取るってことかな?
もしも何か文句があれば、このサイトを通して言えるだろうから、ちょっと安心だよね?と考えた私。
早速、同じ市内だという職人さんが電話をくれたので、またまた詳細を説明し、見積りをお願いした。1~2日で見積り出しますとのことだった。
待つこと3日。
まだ連絡がない。
またか。
ここも無しのつぶて?
そういう業界?
台風の季節までには何とかしたいと思ってたので、これ以上待ってられない。
けど、正直、ネット検索するのも不安になった。
どこへ頼めば…。
何年か前に植木を買ったことがある園芸屋さんに電話かけてみようか~、とか、昔から知ってるような地元の有名園芸店くらいしか思い浮かばないな、とか考えていて、思い出した。
最近、お隣さんちの裏にあった巨木が無くなっていたことを。
たしかうちの3本の巨木と同じくらいの高さの木だったし、ゴールドクレストに似た木だったよね。あの木を切ったところなら、うちのも切ってもらえそうじゃん?
隣の奥さんに聞いてみるのが近道だな。
朝っぱらから早速電話。
快く教えてくれた。
あ~、忘れてたけどその業者なら知ってる知ってる!
「実家の斜面の伐採を頼んだ時に、うちの木もついでに切ってもらったのよ。詳しい金額は忘れちゃったけど、斜面と全部でたしか8万くらいだったかしら。木を切ってもらうのって案外高いと思ってびっくりしたわ~。」
だって。
案外高くても、自分でどうにできるものでもないので仕方ない。
だけど、できれば、信頼できる業者に、お安く、いえいえ、適正価格で、頼みたい。
適正価格?
お隣のご実家の斜面の広さがわからないから、うちがもし頼んだとしても、比べようもない。
けど、べらぼうな金額にはならなさそう…。
お隣さんに聞いて、早速見積依頼の電話をかけた。
見積依頼し終わった直後に、電話がかかって来た。
え、もう?
と思ったら、3日前に見積依頼した業者からだった。
「かなりりっぱになりましたねぇ~!」
「はぁ~そぉなんです~。大丈夫でしょうか?」
「大丈夫ですよ。1本160,000円で、3本ですと480,000円になります。」
え?
よ、よ、よんじゅうはち?まんえん?
絶句していると電話の向こうの職人さんは、言った。
「でも、3本で、そのまま3倍の金額というのもなんなので、380,000円でさせてもらいます。」
と。。
「えぇ~?!はぁ、、それでも高い、なぁ…。」
と言う私に。。
「もし1本ずつ、こちらの都合のいい時に切らせてもらえるなら、他の現場のゴミと合わせて捨てられるので、350,000円で。」
って。
35って。
高くね?
いや、安くなってるけど、でもちっとも安くないじゃーん。( ゚Д゚)
「全部で10万くらいかと思ってたもんで。」
と言ってみた。
「そりゃー無理です。うちもお客さんから紹介してもらうこともあるし、高すぎるとは思ってません。」
とキッパリ!
「このくらい出してもらわないとできません。」
的なことも言ってたな。
ねぇねぇ、これって普通なの?
木を切るってこんなに高いものなの?”(-“”-)”
さすがにお願いしますと即答できるはずもなく「相談して早めに返事します。」と電話を切った。
とりあえず出た見積もりを夫にラインした。
ラインしたものの、さっきお隣の奥さんに教えてもらった業者の見積もりが出てからの判断だな!!と思った。
お隣さんが切ってもらったんだから、めちゃくちゃ高いってことはないよなぁ…。
という、文字通りの希望的観測で、やや気持ちを落ち着かせてみる。
でも、実際何十万もかかったら、お金の工面をどうするかとか、
あれこれ考えてると、
どんどん心配がつのる。
寝つきが悪い日が続いた。( ・´ー・`)
2日後、おじいちゃんみたいな(声がね)職人さんから電話が来た。
「えぇ~と、処分に結構かかるんですわ~、1本15,000円で45,000円のとこ、4万と消費税で、・・・むにゃむにゃ・・・。(あー、語尾がよく聞き取れなーい…。)」
「え? あぁ、4万と消費税ですね。処分代はわかりました。で、切ってもらうのはいくらですかぁ~?」
「あぁ? いやいや、全部で、切って、4万です~。」
「え? あ? あ、そーなんですね。わ、わかりました。そ、相談して返事します~。」
なんと、全部で43,200円也!(”◇”)ゞ
なんか金額が違い過ぎてうろたえる始末。
あぁ~~びっくりした。
でも安心した。
これで頼める。
切ってもらえる。
あー、やっと、ゆっくり眠れる。( ;∀;)
なぜか、にやにやが止まらない(笑)。
だってね、
電話2回かけただけで、306,800円が浮いちゃったってことですもの、奥さん(笑)。
その後、今月に入り、無事に作業に来ていただきました。
きれいに伐採してもらい、お支払いしました。
もちろん、追加料金を請求されることもありませんでした。
おじいちゃんみたいな方は社長さんでした。
若い職人さん2人に、作業開始時も、作業中も、ここをこういうふうに、ここはこういうふうに、と、要所で指示を飛ばしていらっしゃったようでした。
こうやって若い職人さんに技術を伝えていくんだな。
これから何か庭木のことで頼みたいときはまたこちらにお願いしたいと思いました。
今回、お隣さんに教えてもらってほんとに良かった。
見積もりってこんなに違うもんなのか?
ひょっとしてだまされてたのか?
あの金額で頼むお客さんがいるのか?
あの金額で満足して、紹介までする人がいるのか?
もし35万払っていたら、もしかしてもっと何かすばらしい、30万も差額が必要なほどの手の込んだ作業がしてもらえたのだろうか?(たぶん要らないだろうけどな)
いろんな疑問が湧いてくるね。
でもね。
あの35万の業者にお礼が言いたいとこもあるんだ。
あまりに高く見積もってくれてありがとう!
というところ。
中途半端な値段だったら、相見積もりとらずに頼んでたかもしれない。
それこそ、3本で10万だったら、4万でやってくれる業者があることも知らずに、頼んでしまったかもしれない。
払えないほどの金額にしてくれて、ほんとにありがとうね。( *´艸`)
いい歳して今さら知った口コミや相見積もりの重要さ。
何か買いたいとき、しょっちゅうレビュー見て比べたり、価格比較して、買い物していたけど、やっぱり口コミや価格を比べることは、ほんと、大事だと痛感しました。
レビューはネットで見るのが普通になり、今はもう、何でもネット検索すれば、解決できるって思ってました。でも、今回、こんなことになって、ネットもリアルも、両方をうまく使わなくてはならないんだと思いました。
反省。
猛省。
しかし、知らないって怖いね。
恐ろしすぎて、今年一番の怪談だった(笑)。
こういうことが起こるところが、ネットショッピングがいまだ信頼されきれないとこなのかしら。
ネットショッピングに携わって、はや、17年。
ネットショップでの販売が、この距離感が、私には合っている。
と思っている。
だから、ネットショップだというだけで不安になって欲しくない。
ネットショップでも信頼される業者。
に、私はなりたい。